透かしとは
Sukashi
『透かし』とは、紙を光に透かした時、図柄または文字の一部が白く透けて見えるように
繊維の数をその部分だけ少なくする加工です。
光で透いた時と通常の時とで表情が変わるのが特徴です。
また、株券の偽造・改ざんなどの防ぐためのセキュリティ機能や、スティタスを持ちあわせています。
透かしの使われ方
株券用紙には企業名を透かしで入れ、特殊な印刷にも対応できる高品質の和紙抄造技術があります。身近なところでは学校名や校章を入れた賞状用紙として卒業証書に使われています。
オリジナルの透かし模様を入れたオリジナル商品を作ることができます。ご希望の方はメールにてご相談ください。
漉き合わせとは
Sukiawase
透かし加工同様、図柄や文字の一部の繊維を少なくしたものですが、色の異なる紙を裏側に漉き合わせることで、同じ図柄・文字でも様々な色の紙をつくることができ、色彩豊かに仕上げることのできる技術です。
使われ方
『漉き合わせ和紙』の用途は広く、箱貼り用紙、和文具、和雑貨に使われています。
久兵衛でも文房具を中心に使用しています。
当社では、漉き合わせの模様紙を多くの種類、抄造しています。漉き合わせは「表と裏とを漉いて合わせる」ことで、模様・絵柄を透かしで表現することができます。
同じ模様でも色違いの紙を漉くことができます。パッケージなどの包装紙や封筒などにも使うことができます。また、オリジナルの絵柄もご提案いたしますので、ご相談ください。
透かし・漉き合わせで作られた商品は久兵衛にて販売されています